現在は、大人サイズを製造しています。
今後は幼児サイズも作っていき、多くの方に使っていただけたらと思っております。
ベビーカーを必要とする、長時間のお出かけ時。
食べ物がひざに落ちても汚れない
保育園へ預ける時
よだれが多い
鼻水が出た時のすぐ対応
吐き戻してしまった時の汚れを防ぐ
・重なっているから、着脱の時短
・家に帰ってから、ママの家事負担軽減。
・食べ物による洋服のシミ落としの手間がない。
【災害時の介護サービス継続・BCP対策】
介護施設・事業所における業務継続計画(BCP)作成支援に関する研修資料・動画|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
当社の紙エプロンが災害時において、介護サービスの継続に役立ちます。
災害時、人命を守ることにつながります。
【特徴】「3枚1セット」「広げられる」という強み
①食事の時や汚れ易い洋服の着脱の回数を減らす
②人員確保がしにくい環境でも、着脱の回数を減らし、介護士の負担を軽減します。
※①と②は作業工程も少なくなります=時間短縮。
③停電、節電、節水、断水時においても紙を広げることで、ひざの汚れの心配もありません。
④予期せぬ災害時において、体調を崩す方も増えることが考えられます。体調不良による嘔吐なども
広げた紙が受け止め、そのまま丸めて捨てられます。また周辺への汚れや感染症の広がりを軽減します。
➄災害は季節問わず襲ってきます。寒い時期には、紙を広げることで膝掛けのかわりになります。
⑥ケガ人が周りにいた場合、2枚目や3枚目を切取り、細長く折りたたむと簡易包帯になります。
⑦ケガ人が横になっている場合、紙を掛けれ挙げることで保温を保ちます。
※災害時は道が悪く、緊急車両がすぐに駆け付けられない場合も考えられます。
その時は紙エプロンを利用してください。
知的財産権:特許第6794085号
今、洗うタイプのエプロンを使用している場合
災害時には節水や断水、停電時には洗うことが難しい、そして人手が必要になります。
このエプロンは通常時でも使えますが、防災グッズとして、いざというときに利用いただけます。
食事の汚れ防止だけでなく、
着脱回数の軽減→人手不足の解消につながり、人手不足解消にも役立ちます。
エプロンは折り曲げタイプです。
広げるとひざまで汚れをカバーします。
ポケットが胴部分、足とも部分に設けました。
食べ物が床に落ちる心配が減ります。
もし食後に嘔吐をしても
嘔吐物を紙と共にまとめながら片付けることができます。また、嘔吐物に感染症があった場合周辺に広がらないようにかたづけることができ衛生面を保てます。
未使用部分の2枚目、3枚目を切り取り、
細長く折ると「即席包帯」ができあがります。
災害が起きた時はパニックになり、
冷静な判断が出来ない場合が多いと思います。
目の前にけがをした人がいたとしても、
きっと慌てることなく、
即席包帯が非常時に役立ちます。
①幅33㎝×長さ160㎝+首回りのカット
②3枚を重ねて縫製 または 熱溶着
始めは、A4サイズの紙を貼り合わせた簡単なものからでした。
2020年秋
A4サイズを貼り合わせ、折り曲げた簡単な紙エプロン。
形や使い方をイメージしてもらえるようにと思い製作。
A4紙エプロン 1枚目を広げた時
A4紙エプロン 1枚目をめくった時
A4紙エプロン 1~3枚目を広げた時
紙エプロンができたから、次は洋服部分。どこの縫製会社に依頼すればいいのか…探す。
「見本製作にご協力くださり、ありがとうございます」
2020年12月頃
トワレで製作していただきました。
遠方でしたので、電話のみ言葉で伝えて作ってもらうのはとても難しいと感じました。
前掛け部分をめくった時
肩~腕部分に沿って、フックor面ファスナーで作ってくださいました。
フック側
面ファスナー側
私のイメージ、要望に応えてくださると手紙が添えられていました。
使用する生地の見本も一緒に添えてくださいました。
看護師の姉に相談しながら「イメージとちょっと違うよね」
縫製会社との打ち合わせと並行して、紙エプロンの依頼先を探していました。
「見本製作にご協力くださり、ありがとうございます」
2021年8月頃
なかなか厚みのあるしっかりした紙で製作していただきました。4枚重ねで製作までしてくださいました。
試着した姉が一言
「これは暖かくていいね~、ホッとする」
(真夏ですが…(◎o◎)!)
紙エプロンが重なっていると、ちゃんと着ている感があるのかもしれないということに気づきました。
4枚重ね。1枚目~3枚目をめくった時
1枚目~3枚目を広げた時
首回り
なんかイメージと違う
こちらの要望がひとつも通っていません。
切り取り線
これでは、食事で汚れた箇所が切り取れません
姉も私も「作ってくれたのはありがたいけど、首回りが…これではエプロンの役割が果たせない」
紙、服、共にイメージと違ったため。紙の部分からもう一度見直し、自作してみよう!となりました。
2021年9月頃
不織布を買ってきて製作しました。
1枚目~3枚目をめくった時
広げた時
首回り
点線が切取り箇所。
※後に、これの作り方でも役割は果たせないことが判明…
既成の洋服を利用して、自作紙エプロンと合わせてみました。
この頃、周りにいる人やアドバイスをくれていた人も疲れが出始めたりしていて。
「別に紙を重ねる必要ないんじゃない?」と言われはじめてしまい、焦っていました。
「そんなことないよ」と自分に言い聞かせていた時です。
↓
今は、ちゃんと説明ができるようになっています。
ナゼこのエプロンを思いついたのか。
1枚目~3枚目をめくった時
1枚目~3枚目を広げた時
1枚目~3枚目を広げ、めくった時
紙と服を合わせました
首回り
※ 首に回すと嫌がる子どもがいるため、面ファスナーを利用し、肩でとめるようにしています。
ここまでは大人用のサイズで製作していました。紙エプロンはサイズを変えると幅が広がり、子育てにかかわる人や保育士にも良いのではないか?と気づき、小さいサイスでも作ってみることにしました。
2021年11月頃
紙エプロンをたくさん作りました。
紙エプロンアレンジ(従属項)
紙エプロン型紙
型紙を利用すると、あっという間にたくさん見本づくりができます。
改めて、縫製会社が決まりイメージを伝えて製作していただきました。
イメージ通りに仕上がりました!ありがとうございました。
2022年3月頃
洋服 前面
見本を作りながら、並行して保育園の先生にアドバイスをもらっておりました。
アドバイスにより、前掛け部分を取り入れたり、紙エプロンも改善しました。
洋服 背面
洋服 肩周り
洋服と前掛け。めくった時。内側部分
前掛け部分
紙エプロン
※保育園の先生から、紙エプロンの首回りにも糊付け+切取り線がないと、役割をはたさないのでは?とアドバイスをいただきました。
自作紙エプロンで足りなかった部分を改善しています。
紙と服の融合
1枚目~3枚目をめくった時
紙と服 前掛け部分
洋服部分の型紙
洋服の見本づくりに協力していただきました。
縫製会社の皆様、多忙な中、見本製作にご協力くださり、ありがとうございました。
看護師の姉に相談。 (2023年2月頃~)
「浴衣」「甚平」を病衣にしているところが多いかな…。
↓これがヒントになり、
★前が空いている
★違和感ない?
★お祭り(ワッショイ!)
★日本人なら着た人が多いかも
「法被」
★法被=江戸時代からの伝統衣装
紙と服
紙は複数枚
大人用(160㎝大人の女性サイズ)
ワンタッチで服と紙が付きます。
磁石ならあっという間です。
看護、介護をする方の負担を減らします。
法被は子供用もあり。
ゆったり着られるので、体形の心配なし。
レンタル&クリーニングでコストカットも。
磁石にくっつく布を発見!
いつか・・・
エプロンを取り付けるのがロボットかも…
エプロン革命
世の中にないものを形にする、作ることの難しさを感じました。ここまで関わってくださった企業様に感謝致します。ありがとうございました。
アドバイスをもらったり、中には「こんなの使い物にならない」と厳しい言葉をもらいへこんだこともありました。自分の気持ちの変化も大きく「軸」が揺れてしまうこともありました。
こういう過程をたどったからこそ見えてきたもの、それを整理することで見えてきたものがあります。
・このような使い方をするとメリットがあります。
・どのようなシーンに使えるか。
・時間の短縮~心のゆとりへつながることもまとめました。
→これらをイメージしてもらいやすいよう、既成のエプロンとの比較表を作成、プレゼン資料にもまとめています。
実際に体験していただくと、より実感していただけると思っています。
紙エプロンの購入先が見つからずにいました。
電話するも、
「少量で販売したことがない」
「大きい巻き物が最小ロット…」
「(あなたの紙エプロン用に)
紙エプロンの販売をする予定はありません」
困った時に、偶然
メディカル・デバイス・コリドー様を知りました。2023年4月~
メディカルデバイスコリドー
【担当者さんと面談】
・紙エプロンの使い方
・利用者
・利用するメリット
・課題
・希望
これらを伝え、今後は企業様とのマッチングをしていただけることになりました。
2023年5月~
企業様とのマッチングと打ち合わせ
・紙エプロンの使い方
・目的
・メリット
・クリニックの課題解決について
↓
・製造に協力してくれる企業の紹介
・衛生用紙エプロンの提供
・必要な道具準備
2023年5月~7月
・不織布手配
・横33㎝×長160㎝カット
・3枚重ね、ポケット2か所/縫製
・不織布折り曲げる
ご協力いただき、
ここまで進めることが出来ました。
2023年11月
【困った問題】
↓
『首回りの切り取り線』
・切り取り線を入れると縫製ができない
・縫製後3枚重ね後の裁断は難しい
矛盾がでてしまい、解決方法を探しました。
2023年12月上旬
でも、解決方法って???
やはり実現するのは無理なのかも…
不安だらけでしたが、
電話☎
「清水さん、レーザーカッターどうですかね?
一度試してみては?」
救いの電話でした。
2023年12月中旬
レーザー加工先を検索しました。
南アルプス市にある『smartDIYs』様にて
テストカットを依頼しました。
※掲載許可をいただいております。
2023年12月27日
レーザーカットは数秒。数日前の悩みが、あっという間に解消されました。
技術の進歩が凄すぎます。
日めくりエプロンの実現が可能となり、ホッとしています。
ここまで、いろんな企業様にご協力をいただきました。作業時間や行程、コスト削減の叶えるためには
一か所で製造できそうな企業様を探さないとなりません。
2024年は、製造先様を探しながら、エプロンを必要としてくださる方との出逢いがありますように、
こちらを目標に活動をしていきたいと思います。